【B8-1】 藻 琴 山 → 美 幌 峠


踏査報告書

踏査地図


【踏査日】:平成24年 3月 9日~10日
 3月 9日(金) 12:40 もことやま山荘→15:30 銀嶺荘(泊)
 3月10日(土) 7:00銀嶺荘→8:30藻琴山→14:50美幌峠
【参加者】
  ◎メンバー CL武田一生、SL増子麗子、SL田島祥光
        片岡次雄、助田梨枝子、大崎勝子、中谷秀子、一鐡巌、土屋繁
        銭亀三佐子、岡田秀二、常本良一、成田寛、今田美知子
  ◎サポート 吉野 勝夫
【踏査距離】10.5Km
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【はじめに】
 女満別町(現、大空町)に生まれ、晴れた日には家から藻琴山が見えていた。それほど高い山でもなく魅力的な山とは思ってはいなかったが、2011.10のオホーツク分水嶺で久しぶりに頂上に立った時に、美しい屈斜路湖を見ながら向こうの美幌峠まで行けたらと思った。

【3月9日(金)】
 札幌組は成田車(常本・岡田・今田)、一鐡車(銭亀・土屋・武田)の8名で集合場所である美幌峠に向かった。待ち合わせ時刻の11:00前には既に帯広組(田島・助田・大崎・中谷)、北見(増子)、函館(片岡)が到着しておりメンバー14名全員が集合した。増子車と片岡車をデポし宿泊地の『銀嶺荘』へ向かった。
 12:40 もことやま山荘(現在、休業中)の向かいの駐車場に車を止め出発した。
 15:30 銀嶺荘に到着した。早速、入口とトイレの雪かきを行い、水質日本一と言 われた事の有る銀嶺水を掘り起こした。銀嶺荘には何十年振りに見た石炭ストーブと石炭が置いて有った。
【3月10日(土)】
 朝、外に出ると昨夜の祈願通り快晴で有る。テンション120%にアップ。
 7:00 藻琴山頂上に向かって出発した。
 8:30 藻琴山から美幌峠に向かって分水嶺の開始で有る。頂上付近は木々が密集し中々進めない。また左側(湖側)は雪庇での危険性が有り多少内側にルートを取った
 9:00 危険地帯も終わり記念写真を撮る。
 偶然かもしれないが、いや何か有るのだろうか。うさぎやキツネの足跡が分水嶺ルートを歩いているのである。
 分水嶺の見分けで目視だと右側の方が高く見える。GPSには誤差が有るのは判っているがGPSの方を信じてしまう。831P(9:30)→481P(11:30)、遠くに藻琴山の山頂が見えている。随分歩いて来たなと思うが、まだ半分の距離にテンション50%にダウン。
461P(12:05) → 500P(12:53)→485P(13:40)→498(14:15)とひたすら歩く。思っていた以上に平坦でスキーで滑る事ができない。徐々にシールに雪が付いてきた。重い足取りで有ったが14:50踏破!!
皆様、お疲れ様でした。ありがとうございます。
                             文・写真:岡田秀二