2025.12.12
札幌管区気象台は12日、9月に火口周辺警報を出した雌阿寒岳(1499㍍)に関して、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)継続の発表を行った。「雌阿寒岳では、火山活動の活発な状態が継続中。今後もポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性がある」という内容になっている。


■火山活動の状況
- ポンマチネシリ96ー1火口の噴煙は引き続き活発な状態で、12月5日から12月12までの高さは最大で200mを観測している。
- 9月12日の火山性微動発生以降、ポンマチネシリ火口方向が上がる傾斜変動が観測されている。変動方向は12月上旬から変化が認められるが、ポンマチネシリ火口浅部が膨張した状態が継続している。
ポンマチネシリ火口付近の火山性地震は、引き続き少ないながら12月上旬からやや増加の傾向がみられ、ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう、また風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意するよう喚起している。



