【支部山行】中山小屋+庚申草山(918㍍)/札幌西部山地 2025.10.18‐19
北海学園大学の北海岳友会が管理する中山小屋(標高820㍍)を使い、19人で「山小屋の時間」を楽しむ集まりと庚申草山登山を行う。関連して、K.T.会員が、豊平川水系の薄別川支流の右沢川から中山小屋に入舎する。
■K.T.会員の薄別川支流・右沢川~中山小屋の記録。
5mクラスの滝が4つ5つ。1つは小さく高巻いたが、ほかは問題なく登れる。頭上に国道230号の渓明大橋や仙境覆道が望める場所や、100mほど暗渠となっていてトンネルを通り抜けるところもあって、なかなか変化に富んでいる。あいにくの10月の雨だったが、紅葉もいい感じで全く飽きさせない。人工物が多いのは玉に瑕だが、この沢は穴場というか掘り出し物と言えるかもしれない。
支流の細い水流をたどり、急な土手の藪を少々漕いで中山小屋の前に出る。
■中山小屋(中山ヒュッテ) 昭和27年(1952年)に北電が送電線保守管理のために中山峠北側に建設し、豊平町(現札幌市豊平区)が関与して山小屋委託管理契約が行われた後、札幌岳山麓の冷水小屋とともに、北海学園大学に譲渡、北海岳友会が維持管理を担っている。道庁職員らによる北海道山岳会が現在の中山峠西側に1928年(昭和3年)に建てた旧中山ヒュッテ(中山小屋)が10年程度で自然倒壊したあと、中山小屋の名前を継承した貴重な山小屋でもある。









