層雲峡・黒岳ロープウェイを運営するりんゆう観光は9月21日、委託管理する大雪山系の黒岳(1984㍍)山頂近くの黒岳避難小屋付近で同日未明、初雪が降っているのを小屋管理人が確認し、午前5時段階で積雪を観測したことを発表した。
りんゆう観光によると、黒岳避難小屋付近での初雪確認は 2020年が9月27日、 2021年が10月6日、 2022年が10月5日 、2023年が10月3日、 2024年が9月20日で推移していて、ほぼ昨年並みの初雪確認となっている。
黒岳避難小屋の今シーズンの管理人常駐期間は10月4日(土曜)宿泊までの予定だ。
大雪山系では、黒岳より標高が高い2000㍍超の山が連なっているため、この日は山系各地で同様に初雪が積もったと推測される。実際に21日朝、旭岳(2291㍍)に登った登山者も、旭岳山頂への登山道周辺でも初雪を確認。ただし旭川地方気象台職員による目視確認がでてきていないため、旭岳初冠雪の公式記録にはなっていない。

