【会員山行】稀府岳(702㍍)/西胆振

■報告■

稀府岳(702㍍)、前稀府岳(621㍍)、奥稀府岳(672㍍)のピークハント

2025.11.24

 「北海道の湘南」と言われる穏やかな気候の伊達市。市街地の東方にある2つの700㍍峰(紋別岳と稀府=まれっぷ=岳)の一つだが、山名が地形図上に記され、登山道ができたのは、比較的新しい。山名や山麓の地名「稀府(まれっぷ)」は、アイヌ語の「イマリマレプ」「イマリマレフ」「エマレマレップ」(イチゴがあるところ)に由来するという。

 すっかり定着した養鶏場東側の廃屋跡を通って沢沿いに進み南西尾根に上がる登山道はしっかりしていたが、今後の登山道整備については難しくなっている噂も耳にする。数日来の暖気で積雪も消えて、積雪なしを見越した登山者が多く、登山口には車があふれ返っていた。尾根上部は開けており、標高600~700㍍の稜線とは思えぬ樹林なしのすっきりした尾根が連なる。雪がつけばスキー滑降向きな幅広な地形が続き、振り返れば噴火湾を眺望するには実に心地よい山であった。