第31回北海道雪崩講習会始まる

■ニュース■

2025.11.30、札幌・りんゆうホール

 雪崩に遭わない知識、雪崩に遭った時の対応スキルを学ぶため、当支部も協賛している「第31回北海道雪崩講習会」が11月30日、札幌で開講式と総合理論講座が行われ、来年2月にかけて講習メニューが続く。講習会には道央校、道北校、道東校合わせて基本・中級・上級実践で計68人(当支部からも6人)が受講、8人が聴講するという。

 北海道教育大の尾関俊浩氏=雪氷物理学=が「雪崩発生のメカニズム」、北海道雪崩研究会の三鍋良平氏が「雪崩リスクマネジメント」、工藤嘉高氏が「積雪観察・積雪安定性評価」、吉成久和氏が「雪崩リスクマネジメント 実践・雪崩事故事例報告」と題して解説。

 カナダ雪崩協会プロフェッショナルメンバーの藤村知明氏=カナダ・レベルストーク在住=がオンライン参加で「雪崩サーチ&レスキュー」を担当し、スイスの最新データとして、雪崩で埋没した人の生存可能時間の目安「生存期」がこれまでの「18分」から「10分」に短縮されたことを紹介し、雪崩発生時に現場周辺にいる仲間による迅速なコンパニオンレスキューの重要性がより高まっていることを伝えた。

 講習会は来年1~2月にかけて、中山峠など3会場で実地研修が行われる。この日の講習内容は後日、受講生にオンライン配信される。