【A3】 池 北 峠 → 美 園 峠


踏査報告書

踏査地図


【踏査日】:平成23年3月14日(月)~15日(火)
  3/14   9:00  池北峠集合1台の車をデポし美園峠に車3台で移動。
            9:30  美園峠出発
          12:30  510m付近でC1テント泊

  3/15 6:00 起床 
           8:30 C1出発 570mで大休止 
         11:25  池北峠着
【参加者】
  CL田島祥光 SL鈴木貞信 助田梨枝子 神埜和之 漆崎裕子 大崎勝子 
  樋口みな子 中谷秀子 武田一生 一鐵巌 銭亀三佐子

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○ 行動記録 
 3/14 東日本大震災の大きさに今回は中止になるのではと思っていましたが、変更はなし。白石区、北広島、野幌、岩見沢とピックアップしてもらい早朝4:30に出発。層雲峡を過ぎた頃から雨に変わり、今日の分水嶺踏査は中止になるかもと話しながら訓子府町の池北峠に9時に到着。すでに小樽組はついていて、まもなく帯広チームも合流し、1台の車を池北峠にデポし、3台の車で美園峠に移動。曇り空だが、天気は持ちそう。
10:00峠を出発。訓子府町共同利用模範牧場横の柵に沿って歩きはじめました。これが分水嶺なの?と思うようななだらかな平原でした。8.8kmの分水嶺のほぼ半分の地点510mに12:30到着。3張りのテントを設営。遅い昼食と安着祝いで乾杯になりました。のんびり過ごしているうちに、それぞれのテントで水炊きなどの夕食を終えると、それぞれが持ちよったビールや梅酒などで、半分を終えた分水嶺踏査を祝いました。

 3/15  6:00起床。青空です!夜の冷え込みで、ストックを抜くときに輪を壊した人がいて、その応急処置で出発は30分遅れの8:30に。なだらかな斜面の森の中を進むと、今回の最高点570m地点に9:30着。 全員で集合写真を撮り、ひたすらに下りました。沢に入らないために牧場内にバラスをくぐって通過するところが2カ所ありました。スノーブリッジも2カ所。雪を落とし道を作り、順番に難所を突破しました。小高い丘に上がるとそこは、ふるさと銀河線のあった線路(雪で覆われている)でした。かつては地元民の足であった鉄道が、人知れずあった光景は何かもの寂しい。
11:25池北峠に到着。被災した方たちには申し訳ないですが、のんびりとした山歩き、楽しく終えました。
                                                                         
(文・写真 樋口みな子)